労働 就業禁止リストから除外される職種 労働省は、外国人労働者に禁止している39業種の就業リストから12業種を除外することを再検討している。
M&A月報 No.250「Taking Off to New Height」 「Opportunity Thailand」と称した政府主催の大々的なセミナーから2年、政府は、今度は「Taking Off to New Height」というキャッチフレーズのセミナーを開催した。ソムキット副首相をはじめ、首相府相、工業相、デジタル経済社会相、BOI長官、国交相、科学技術相、商務相らの閣僚自身が登壇し、東部3県にまたがる東部経済回廊(EEC)を中心としたタイへの投資を呼び掛けた。
BOI EECへの投資に新しい奨励恩典が付与 投資委員会(BOI)は、東部経済回廊(EEC)における投資プロジェクトで法人所得税免除の拡張を承認した。その新しい恩典では、さらに2年間(8年から10年に)法人所得税を免除し、さらに5年間法人所得税を50%軽減する。その投資プロジェクトは、教育機関、研究センターまたはその他の人材開発・研修拠点と協同することが求められる。恩典は3つのレベルで供与される。  
電子労働許可証 タイ政府がタイ4.0構想によって自国の競争力の向上に取り組む中、労働省は「労働許可の申請及び発行と、外国人労働者の雇用についての告示(No.2)B.E.2560」と云う法律を公布した。その法律は2017年4月1日に施行された。労働許可証は今後、電子労働許可に代わり、電子登録される。これまでの省令、条約またはそれ以外の投資奨励(BOIやIEATなど)による現行の労働許可証も全て、電子労働許可に代わる。しかし、現行の労働許可証の変更期限は明記されておらず、その終了日まで有効である。
電子タックスインボイスと電子領収書 歳入庁は2017年3月1日、中小企業がeメールで電子タックスインボイスと電子領収書を発行することを認める新たな歳入局規則「Eメールでの電子タックスの作成、送付及び保管B.E.2560」を公布した。その電子タックスインボイスのシステムは2017年6月1日から公式に公開されている。そのシステムによって、文書の作成や送付に要する発行時間、紙の使用量、必要なデータの保管量が削減される。
M&A月報 No.247「2017年の10大ニュース」 明けましておめでとうございます。 皆様に於かれましては良い新年を迎えられたものと存じます。 今年も駄文に宜しくお付き合い下さい。 私見ではあるが、昨年2017年の10大ニュースを挙げてみたい。
M&A月報 No.246「プラユット首相の新たな質問」 プラユット首相が、再度国民に対し、新たな6つの質問を投げ掛けた。 前回の質問は4つで、内容は下記であった。 1.選挙を行って本当に良い政府が誕生するであろうか?
M&A月報 No.245「プミポン前国王陛下の葬儀」 連日連夜の雨が嘘であるかのような快晴であった。 10月25日よりプミポン前国王陛下の葬儀がはじまったが、翌26日は、中心的な儀式となる火葬の儀が執り行われた。
M&A月報 No.244「東部経済回廊(EEC)」 「20カ年国家戦略」は、持続可能な開発を目的とした長期的な国家指針であるが、その中で、「タイランド4.0」なるものが、その国家戦略のビジョンを示したものとして位置づけられている。タイランド4.0とは、ドイツのインダストリー4.0の影響を受けており、先進技術を外国企業の誘致を通じて導入し、産業構造の高度化と先進国入りを実現するというものである。その投資対象地域として東部経済回廊(Eastern Economic Corridor=EEC)が指定されている。
M&A月報 No.243「インラック前首相への最高裁判決公判」 先月の7月28日は、ワチラロンコン新国王陛下の65歳誕生日であったが国王陛下は式典に姿を見せず、また、前プミポン国王時代は恒例だった国民へのメッセージもなかった。前国王の葬儀前の服喪中のためとの解説もあったが、近いうちに国民向けのメッセージが拝聴できることを念じている。