M&A月報No.126 「国王陛下御退院と12・23総選挙へ」 11月1日タイの外相ニット氏が東京を訪問、高村外相と会談した。これは1日より発効するEPA(日タイ経済連携協定)の初会合に出席の為である。協定運用上の手続き規則を確認した他、経済協力の拡大に付き打ち合わせた。
M&A月報No.125 「国王御入院とスラユット暫定背水の陣内閣」 昨年のクーデターを指揮したソンティ陸軍司令官の後任に、アヌポン陸軍副司令官が昇格した。陸軍内では、穏健派で人望厚い人物で知られ、その柔軟さとバランス感覚の良さは、軍外や陸軍OBよりの信望も厚い。
M&A月報No.124 「安倍首相辞任とタイ暫定政権下における景気動向」 月半ば、今月は動きの少ない月だなと思っていたら、突然の安倍首相辞任のニュース、唖然とする以外には無い。種々の理由があるのであろうが、その一つがテロ特措法の延長が困難視されてきた為と報道されている。
M&A月報No.123 「日米英の年金事情とタイ新憲法の国民投票」 今後の日本の動向に大いなる影響を与えたと思われる参院選挙であったが、当地での投票はバンコクで788人、チェンマイで119人合計907人と発表された。 期間も13日より23日と長く、土曜、日曜も投票可能。
M&A月報No.122 「デモ騒動勃発と日本参院選挙」 スラユット首相が年内の総選挙実施を強く求めたのに対し、軍部代表のソンティ議長は、諸般の手続きの日程より困難であると持論を述べた。
M&A月報No.121 「憲法裁判所判決後の動向とタクシン氏帰国か?」 5月30日に下された憲法裁判所の判決に付きアンケート調査が行われた。判決を支持するが52.3%で、支持しないの28.4%を大きく上回った。また12月に予定の総選挙は出来るだけ早めるべきが44%もあった。
M&A月報No.119 「反政府集会の活発化とその後のタクシン氏動向」 一ヶ月のお休みを頂き、連休明けにバンコクに帰ってきた。日本では日暮れ後は寒く、ヒーターを付けていたのに、やはりタイは暑く、高い湿度を感じる。聞けば、連日雨が降っていた由であった。
タイ憲法起草委員会による第一次草案に対する反政府グループの抗議集会が国会前で開催されたり、暫定政権や国家治安評議会への批判や反対集会とやらで、今年のタイ正月(ソンクラーン)前後は何かと騒がしかった。
M&A月報No.118 「不安定な暫定政権事情と日タイFTA締結へ」 遂に暫定政府に取っては大変な事態となって来た。即ち、上海発の世界株安現象が懸念され出した中、暫定政権でNo.2の座に居るプリディヤトン副首相兼財務相が突然の辞任を発表したのである。
M&A月報No.117 「暫定政府の支持率低下と今後の日タイ関係は?」 就任当時は80%近くあった暫定政府の支持率も、為替防衛で見せた素人ぽい不手際、不人気な外国企業規制法、もたつく爆弾騒ぎの犯人検挙等で、35%を切る状況となってきた。