M&A月報No.114 「暫定政権とタクシン前首相動静」 1992年5月のクーデターの折は、国王は、民間人よりアナン首相、パオ副首相(当社筆頭株主/会長)を任命し、二人に組閣を命じ、9月には総選挙を行い、チュワン政権が発足したが、事情は理解するが、今回は総選挙が一年後の見込みとなっている事は、余りにも暫定政権が長期に及ぶ事が懸念されている。
M&A月報No.113 「クーデター騒動後の動向と深刻な洪水被害」 約15年ぶりのクーデターによるタクシン氏失脚後、タイ暫定首相に元陸軍司令官のスラユット枢密院議員が指名された。スラユット暫定首相は今回のクーデターを主導したソンティ陸軍司令官の師匠でもあり、国王からも厚い信頼を得ている。
M&A月報No.112 「クーデター騒動と新空港開港」 イスラム系住民と中々騒動の治まらぬ南部地域であるが、遂に22もの銀行で爆発騒ぎが発生した。死者1名、負傷者は多数に上った。 ご意見番のアナン元首相は、『現在のタイ社会は行き詰っており、これを打開出来る人が問題を放置している』と暗にタクシン首相を批判した。
M&A月報No.111 「国王の手術成功とタクシン首相暗殺未遂事件」 国王の手術は成功であったようで、約二週間の入院後無事に退院された。多くの国民が黄色のシャツを着て、心よりの喜びを表現していた。イスラムの女の子達の嬉しそうな写真も掲載されたのが心に留まった。
M&A月報No.110 「タクシン発言と新空港仮オープン」 60周年のお祝いの折に、国王の歩行が思わしくなかったと報告したが、やはり椎間板が変形しており、それにより神経が圧迫され、右足が動かし難い状況が続いていたと発表された。
M&A月報No.109 「国王在位60周年祝賀式典」 6月に入ると、9日よりの国王在位60周年を祝う祝賀機運が高まってきた。/> タイの慶事の色は黄色。町中に黄色があふれ出した。黄色のTシャ ツも売りに出されたが、飛ぶ様な売れ行きとの事、人々の心からの慶びが表われている。
M&A月報No.108 「総選挙無効騒動と始耕祭2006」 憲法裁判所が動いた。 ”解散から選挙日までの日数が短期間であった”、”投票用紙を記入する時に十分な囲いが無く秘密が守れなかった”等4件の訴えを審議し、判事14人の評決を行った結果、8対6で今回の選挙は違憲との結論に達した。
M&A月報No.107 「タイ国上下院選挙と国王の御言葉」 4月2日、予定通り下院選挙が実施された。懸念された騒動は起こらなかった。投票率は63.7%で前回の73%より10%も低かった。
M &A月報No.106 「続・タクシン首相大騒動2006」 連日、新聞、TV等で、総選挙で民意を問うというタクシン氏と、総選挙では勝ち目が無いので、総選挙はボイコットし首相に辞任をせまる野党とのマスコミ合戦や集会が続いているのは事実であるが、今朝ほどのNHKニュースを見て愕然とした(3月3日)。
M&A月報No.105 「タクシン首相大騒動と下院解散総選挙」 タクシン首相が一族の所有するシン・コーポレーションの株を売却した事は先月号でお伝えしたが、この件に関しての騒動が更に拡大している。 1.通信事業という国の基盤を担う事業の49%を外国に売り渡して良いものか。