M&A月報 No.211「国王誕生日と警察汚職事件」 12月5日は87歳の国王の誕生日、人々は黄色の衣類を纏い、敬意を表し、 盛大な祝賀式典も行われたが、残念ながら、国王のお姿は拝見出来なかった。 病院の発表では、お元気ではあるが、大事を取って行事への参加は見送られたとの事であった。
M&A月報 No.210「解散総選挙」 久々にBKKに戻ると、国王が、車椅子ではあるが、病室より出られ、30分 ほど外出された写真が掲載された。 多くの国民が旗を振る姿もあり、ご健康であられる事を嬉しく感じた。
M&A月報 No.209「海外投資減少と財源確保」 プミポン国王がシリラート病院にご入院されたというニュースが報じられ た。その後、胆のうの摘出手術を受けられたが、手術は成功し、術後の経 過は良好とのことで、国民一同、安堵している。 多くの国民が病院を訪れ、御快復を祈り、お見舞いの記帳を行っているが、 プラユット首相やインラック前首相も病院を訪れている。
M&A月報 No.208「プラユット内閣始動」 プラユット首相が、閣僚人事を国王に奏上、それが承認された為、発表が 為された。想像していた様に、全閣僚33人中、軍関連が12人占め、軍事 内閣の様相と成った。 観光・スポーツ相として女性一人も登用された。
M&A月報 No.207「立法議会始動」 昨年の8月以来となるが、ホアヒンでご静養中であった国王が、一年ぶりに健康診断の為、 バンコクにお戻りとなり、病院で検査をお受けになった写真が報道された。
M&A月報 No.206「クーデター、その後」 長期間の休暇を頂いていたが、先月末にバンコクに戻ってきた。 ほとんど軍人の姿を見る事は無く、以前と何も変わらぬ状況で、 唯一、問題を感じたのは、NHKが視聴出来ぬ事であった。
M&A月報 No.205「インラック首相失職とクーデター2014」 与党貢献党が目障りとし最も恐れてきた「司法クーデター」が再び起こった。 憲法裁判所はインラック政権下で行われた高級官僚の更迭人事を巡り、インラ ック首相が憲法に違反して不当に介入したと認定、即ち「親族の利益のために 人事に介入したと信じる理由がある」とし、首相は失職するとの判決を下した。
M&A月報 No.204「インラック首相騒動記」 インラック首相が神妙な面持ちで、且つ、大変地味な服装で汚職追放委員会(NACC)に出頭した。 これは懸案となっている米の問題で、首相の職務怠慢があったか否かに付いての審査を行うもので、 期限が3月末であったもので、ここで告発されると、即首相の座を失う事になるものである。
M&A月報 No.203「インラック首相、正念場」 3月2日、50日間にも及んだ、首都封鎖の一部が解除になった。 デモ隊の先頭に立ってきたステープ氏は、 “拠点の撤収は後退や敗北では無い。インラック首相が政治的役割を失った事を 内外に知らしめた事は大きな成果であった。
M&A月報 No.202「反政府デモ騒動記其ノ弐」 2月2日、総選挙は行なわれたが、20%の地域では、デモ隊に阻止され 投票が行なわれなかった。 地方でも投票率は50%を切り、バンコックでは20%程度に留まった。 しかし、バンコクの完全封鎖を宣言したデモ隊側も、参加者が2万人を切り、 その影響力が減少しつつある事も判明した。