M&A月報 No.175号 「日本の今、タイの今、アセアンの今」 例年の通り、40日間のお休みを頂き、神戸で日本の春を満喫した。しかし昔と違って、何か雰囲気が重苦しい。頻繁に地震の情報も伝わって来るが、今回は歴史的な竜巻の被害が報道された。これも世界を取り巻く異常気象の副産物かとも感じている。
M&A月報 No.174号 「国王陛下のアユタヤご視察と和解法案国会提出」 プミポン国王陛下が昨年洪水で大きな被害を受けた中部アユタヤ県をご訪問された。国王陛下がバンコクを離れ地方へ行かれるのは、2009年9月のご入院以来、実におよそ3年ぶりのことである。 同県では、かつて国王陛下がコメの収穫を行われた、洪水の際に一時的に水を貯水しておく農地を視察された。国王陛下は洪水被害以降、同地の状態を気にされており、強いご意向もあり今回のご視察が実現した。
M&A月報 No.174号 「タクシン元首相の話題で熱いタイの旧正月騒動」 毎年、この時期から急激にタイは暑くなるが、同時にタクシン元首相の話題でも熱くなるのが近年恒例となってきている。今年の旧正月/ソンクラーンには、隣国のラオスとカンボジアに滞在するということで、暗殺やら帰国の噂が飛び交った。
M&A月報 No.173 号 「評論家ティラユット氏の講演」 インラック首相が、4日間の日程で、初の日本訪問を行った。当地新聞の一面には、笑みを湛えた両首脳の写真が掲載された。日本よりは、洪水に対する今後の対応、また水害時の対応が遅く、情報も不足した点に言及された様で、インラック首相は、水害は二度と起こらぬと自信の程を披露したようであった。
M&A月報 No.172号 「洪水問題に対する国王陛下の厳しいお言葉」 何処の政府も新組織を作る事に熱心な様に感じるが、インラック首相も、洪水対策として、“国家水資源・洪水対策委員会“を新設し、従来よりの”水資源管理戦略委員会“と”洪水復興戦略委員会“と併せ3つの組織とした。
M&A月報 No.171号 「新年国王陛下メッセージ」 元旦の新聞には、愛犬を従えたお元気なお姿の写真と共に、国王よりのメッセージが掲載された。 “昨年の大洪水は、タイの歴史上で最も過酷な被害であった。
M&A月報 No.170号 「2011年タイ10大ニュース」 12月5日、国王の誕生日をお祝いする式典が盛大に執り行われた。今年は7巡目の84歳で特別な年でもある。未だに水が残っている地域もあり、開催を懸念する声も一部にはあったが、挙行された事を嬉しく感じている。
M&A月報 No.169号「歴史的大洪水とタクシン恩赦騒動」 歴史的な大洪水に見舞われたタイであるが、やっと晴天が続き、水も次第に引いて来た。この度の洪水被害に遭われた方々に、改めて深くお見舞い申し上げます。50年振りの大量の降雨があった事は事実だが、今回の洪水は人災と巷では言われている。
M&A月報 No.168号 「過去最悪の大洪水」 遅々として進まない地球温暖化への世界の対応に地球が警鐘を鳴らしているのか、 今年は世界が多くの甚大な災害に見舞われている年である。 タイはそろそろ乾季の季節なのだが、連日、雨が止まず、洪水被害にさらに 拍車をかける降雨に異常気象を感じずにはいられない。
M&A月報 No.167号 「インラック政権誕生とタクシン氏の企み活発化!?」 選挙管理委員会は今回の総選挙の当選者500名を正式に承認した。 それを受け、国王の名代として皇太子殿下が国会を召集、併せ2名の上院、下院議長も任命された。 これに続き、国会が開催され、遂にタイ初の、 しかも世界で最も若い女性首相インラック首相(44歳)が誕生した。