M&A月報No.130 「反タクシン派勢力の更迭とサマック政権による”開国”政策」 帰国を果たしたタクシン氏は自宅に戻らず、セキュリティの良い、ペニンシュラホテルの11室を借り切り、そこにまず腰を落ち着けた。しかし、それは数日で、雲隠れしてしまった。
M&A月報No.129 「サマック新内閣発足と元首相アナン氏の東京講演」 “PUPPET”なる大きな見出しが新聞の一面に躍った。サマック内閣を今後はこう呼ぶようである。“あやつり人形”には色々雑音が入 り、組閣にも苦労している様である。 2月6日、遂にサマック内閣が国王により承認された。
M&A月報No.128 「サマック新首相誕生とタクシン氏帰国か?」 頻繁に国王がお見舞いに行かれているので憂慮していたが、姉君ガルヤニ殿下が1月2日、84歳でご逝去された。国王の悲嘆振りが痛々しい。1月17日まで国民は喪に服す事になった。合掌。
M&A月報No.127 「国王スピーチ2007と総選挙」 2007年12月5日に80歳の誕生日を祝われた国王陛下であるが、今回は特に盛り上がりを見せた。花火等も例年より多く打ち上げられた。 これに先立ち、例年の通り、国王は国軍のパレードを受けられた。
M&A月報No.126 「国王陛下御退院と12・23総選挙へ」 11月1日タイの外相ニット氏が東京を訪問、高村外相と会談した。これは1日より発効するEPA(日タイ経済連携協定)の初会合に出席の為である。協定運用上の手続き規則を確認した他、経済協力の拡大に付き打ち合わせた。
M&A月報No.125 「国王御入院とスラユット暫定背水の陣内閣」 昨年のクーデターを指揮したソンティ陸軍司令官の後任に、アヌポン陸軍副司令官が昇格した。陸軍内では、穏健派で人望厚い人物で知られ、その柔軟さとバランス感覚の良さは、軍外や陸軍OBよりの信望も厚い。
M&A月報No.124 「安倍首相辞任とタイ暫定政権下における景気動向」 月半ば、今月は動きの少ない月だなと思っていたら、突然の安倍首相辞任のニュース、唖然とする以外には無い。種々の理由があるのであろうが、その一つがテロ特措法の延長が困難視されてきた為と報道されている。
M&A月報No.123 「日米英の年金事情とタイ新憲法の国民投票」 今後の日本の動向に大いなる影響を与えたと思われる参院選挙であったが、当地での投票はバンコクで788人、チェンマイで119人合計907人と発表された。 期間も13日より23日と長く、土曜、日曜も投票可能。
M&A月報No.122 「デモ騒動勃発と日本参院選挙」 スラユット首相が年内の総選挙実施を強く求めたのに対し、軍部代表のソンティ議長は、諸般の手続きの日程より困難であると持論を述べた。
M&A月報No.121 「憲法裁判所判決後の動向とタクシン氏帰国か?」 5月30日に下された憲法裁判所の判決に付きアンケート調査が行われた。判決を支持するが52.3%で、支持しないの28.4%を大きく上回った。また12月に予定の総選挙は出来るだけ早めるべきが44%もあった。