M&A月報No.79 「国王スピーチ2003」 例年、国王は自分の誕生日の12月5日に国民に向けてスピーチをされる。かなり際どい事を率直に言われるので、毎年大いに注目を集めている。昨年は麻薬に付き言及された。 これを受け、今年、タクシン首相は麻薬撲滅運動を展開した。一年が経過し、総括が発表された。
M&A月報No.78 「APEC首脳会議のその後と好調なタクシン政策」 APEC騒動も終わり、タクシン首相は国民に対し、ラジオを通じ、成功した事に対し謝辞を述べた。 タイ観光公社によると、特別休暇の効果で、会議期間中の観光収入が135億バーツに及んだ事を発表した。この内タイ人による支出は63%で、プーケット、チェンマイ等が好評であった由である。
M&A月報No.77 「APEC首脳会議」 タイに取っては記念すべき、21カ国参加のAPEC首脳会議の開催があった。流石のタクシン首相も神経質に成っていた様に見受けられた。 裏方は大変である。期間中は国家公務員は原則休日。
M&A月報No.76 「軍人事異動とAPEC美化運動」 タイ国政府は10月1日付けで、軍部の定期移動の人事を発表した。1996年までは、士官学校の卒業年度に重点を置き、軍首脳において人事は決定されてきたが、同年誕生のチャワリット政権以降、政治家の介入が見られるようになってきた。
M&A月報No.75 「日本大使館駆込み事件とテロリスト逮捕」 日本大使館に男女5名づつの計10名の北朝鮮住民が駆け込んだ。 中国での反省があり、マニュアルが完備していたのか、率の無い対応と成って居る。入国経路が中国からラオス経由では無いかと発表された。 
M&A月報No.74 「裏社会一掃政策とタイ・マッサージ王騒動」 麻薬撲滅運動に続き、タクシン首相は、各種マフィアの取締に注力し出した。又、違法行為の摘発にも可也の勢力を割くと発表した。 この動きそのものは真っ当な世界であり、何人も文句の付け様の無い所であるが、首相に成る時に発覚した、彼の会社の多くの株が運転手名義に成って居たり、買収したGOLF場の持ち主が彼の女中名義に成って居た過去がある人だけに人々の反感を買っている。
M &A月報No.73 「創業7年目へとタイはテロの標的?」 光陰矢のごとしと謂われるが,月日の経つのは何と早いものであるのかと感じて居る。この月報もお蔭様で72号と成った。石の上にも3年とも謂われているが、倍の6年経ったわけである。創業6年が完了。
M&A月報No.72 「タクシン首相の動きと王室始耕祭」 国王のSPEECHに刺激されてか、今年の2月よりタクシン首相は麻薬撲滅運動にかなりの勢力を投入し、警察、知事、官僚等に大きな圧力を掛けて来た。その結果、この3ヶ月間に2,275人の死者が報告され、人権保護団体や米国政府関係より、過剰捜査の指摘が行なわれて居る。
M&A月報No.71 「SARS騒動」 イラク戦争の報道に負けず劣らずの割合で、連日SARSの状況がマスコミを賑わしている。香港よりタイに戻り、BKKで親類縁者に会い、ハジャイに戻った男性が発病、それを診た医者が併せ発病、この2人が発病後数日で死去した為騒ぎは大きく成った。
M&A月報No.70 「イラク戦争とタイ麻薬撲滅作戦」 遂にイラクと米英は戦争に突入した。タクシン首相は南部に居るイスラム系住民に配慮してか、又はタイ流の外交なのか、中立の立場を取り、特にコメントは控えている。