M&A月報No.90 「タイ南部騒動と東アジア首脳会議」 タイ南部の騒動はたいした事ではないと思っていたが、少々、雲行きが怪しくなって来た。 約2,000人が、既に逮捕されている6人の釈放を求め警察署に押し寄せた所、その内の約1,300人が逮捕された。
M&A月報No.89 「愛国党選挙キャンペーンと鳥インフルエンザ再発報道」 石油の高騰が世界中で話題となっているが、タイ国でもその影響に懸念を発する事象が多く見られる様になって来た。原油価格の高騰、鳥インフルエンザへの懸念等より、今年の成長率は7%近いと見ていたのが、6%になりそうであると下方修正された。
M&A月報No.88 「泰日協会主催 タクシン首相講演会 」 泰日協会主催による、タクシン首相講演会の案内が来たので参加してみた。500名を越える参加者で盛大であった。昼食の後、約1時間半、原稿を見ず、自信に満ちた表情で、熱弁を振るう姿はさすがであった。全てTV中継で全国放送された。
M&A月報No.87 「石油価格高騰の懸念とバンコク都知事選挙 」 1リッター16バーツ程度と記憶していたガソリン代が、あれよあれよという間に高騰、遂に22バーツを突破した。 この石油価格の高騰が、7ヶ月連続で消費者心理の冷え込みをもたらしており、不良債権問題の再発懸念と併せ、景気に及ぼす影響が憂慮される状況となって来た。
M&A月報No.86 「エイズ国際会議とタマサート大学教授のタクシン首相レポート」 11日より16日までバンコクにおいて、エイズの国際会議が開催された。東南アでの初の開催と成った今回は、世界160カ国より17,000人もの人々が参加した。
M&A月報No.85 「”続”リバプール買収騒動とサッカー欧州選手権」 筆者の周りにいる運転手さん、女中さんから経営者に至るまで、ほぼ全員が購入すると言った、驚くべきリバプール株取得の為の宝くじであるが、この程、某大学が行った世論調査によると、回答者の73,8%が反対との結果が出たと発表された。
M&A月報No.84 「バラモン教“始耕祭”とリバプール買収騒動」 今年も古式豊かなバラモン教による、“始耕祭”の儀式が行われた。皇太子も出席し、広場に特設された畑で、2頭の牛が鋤を引き、その後ろで女性が種を蒔く。その後、牛に、米、酒、草、豆、トウモロコシ等、7種類の餌が与えられ、何を牛が最初に食べるかによって、その年の収穫を占うのである。
M&A月報No.83 「タイ深南部テロ事件とイラク日本人人質事件」 次々と新しいアイディアを打ち出し、実行に移して行く事が大好きな首相であるが、今般、公共政策開発機関なるものを設置すると発表した。
M&A月報No.82 「内閣改造と上向く経済成長率」 タクシン首相は内閣の改造を行った。2名が閣外に去り、2名の新人が起用されるという小改造であった。
M&A月報No.81 「鳥インフルエンザ問題とタイランド・エリートカード」 インフルエンザで、タイは事実を隠して来たのではないかとの批判が各国より為され、タクシン首相以下、防戦にこれ努めている。 タクシン内閣の副首相で爆弾男と異名をとる閣僚が、新聞記者の質問に糸が切れ、トヨタの対タイへの輸出車は消毒してからの出荷を義務つけると発言し、物議を醸している。