ご家族帯同でタイに赴任しておられる方は、日本へ帰任することになったけれどもお子様が学校を卒業するまであと数ヶ月・・・という場合に、卒業まで保護者とお子様がタイに残ることは出来ないかとお考えになることがあるかと思います。
このようなケースでは、Non-Immigrant Oビザ(就労者家族ビザ)をEDビザ(お子様)及び就学児童の保護者ビザ(保護者)に切り替えることが出来る場合があります。
切り替えには幾つかの必要条件がありますが、その中でも重要なのはお子様の就学証明書であると考えられます。
この就学証明書はお子様が通っている学校から発行されたもので、お子様の氏名や保護者の氏名、終業日等の記載があることが求められます。
また、この終業日がEDビザ及び就学児童の保護者ビザの期限日となりますのでこの点にも注意が必要です。
尚、就学証明書は学校によって発行の可否が異なるようですので、もしEDビザへの切り替えをお考えの場合には、まずお子様が通っている学校へ就学証明書を発行してもらえるかどうか問い合わせをしていただくのが良いでしょう。
その他の重要事項としては以下の2点が挙げられます。
1.銀行口座
お子様と一緒にタイに残る保護者名義の銀行口座が必要で、口座にビザの申請前の2~3か月間に500,000バーツ以上の残高があることが求められますのでこちらも前以て準備をしていただくことになります。
2.戸籍記載事項証明
日本から取り寄せた戸籍謄本の内容を在タイ日本大使館にて英訳で証明してもらう必要があります。その際、戸籍謄本は発効から6か月以内のものでなければなりません。
M&A Advisoryでは上記のようなNon-Immigrant OビザからEDビザ及び保護者ビザへの切り替え手続きのお手伝いも承っておりますので、ご検討の際にはお気軽にお問い合わせください。