2月14日はバレンタインデー。日本においては女性が好きな男性や友人、同僚にチョコレート等をプレゼントし、3月14日にそのお返しをするホワイトデーまで一連の流れが文化として定着しています。

タイも同様にバレンタイン文化があります。日本と異なる点は主に男性側が女性側に対し花やお菓子など贈り物をするのが一般的という点です。学生はハートのシールを張り合う独自の習慣もあります。日本のようなホワイトデー文化はありません。

タイ人がバレンタインに関してどのような意識を持っているのか、タイのメディアが行ったバレンタインに関する意識調査結果を紹介します。

2006人を対象に行われた意識調査によると約80%のタイ人がオンラインでバレンタイン用のギフトを購入する予定があり、その内訳として57%がオンラインストアやEコマースプラットフォーム、20%がInstagramやTikTokなどソーシャルメディア上の店舗での購入を検討していると回答しています。バレンタインギフトの予算としては68%が1,000バーツ以下、29%が1,001~10,000バーツ、3%が10,000バーツ以上と回答しました。プレゼントは30%がファッションアイテムやジュエリー、25%がチョコレート、12%が花と回答しました。

男性が女性に花を贈るというのタイの一般的なバレンタイン習慣としてあることは私も認識しておりましたが今回の調査結果からはプレゼントの種類も金額も多様化していることが分かりました。90%が仏教徒の仏教国タイにおいてもバレンタインは恋人同士のイベントとして浸透しているようです。

参照記事 https://www.thairath.co.th/money/business_marketing/marketing/2762614