11月初めにタイから日本に帰国いたしました。ちょうどCOEからThailand Passへの移行期で情報が錯綜していましたが、大きなトラブルもなく入国することができました。

 

COEの準備

11月1日からThailand Passが始まりましたが、大使館より1-10日に渡航予定の人はCOEを取得するよう案内がありましたのでCOEを取得しました。手続きについては割愛いたします。

 

Thailand passの準備

すでにCOEは取得していましたが、システムを試してみたくアクセスをしたところ知らぬ間に申請が終わっていたようで26時間ほどでQRコードが送られてきました。受付完了の画面まではたどり着いておらず、受付完了のメールは届いていませんでした。

申請にあたり用意するものは 

  • パスポートの写真ページ
  • ワクチン証明書 (英文表記のもの。2回分の接種日とワクチンの種類の明記が必要。)
  • ホテルの予約券支払い確認書 (支払い後の予約確定書が必要です。ホテルの名前を記載します。)
  • コロナ保険証明書もしくは社会保険カード(滞在期間の5万USDの保証の明記が必要。)

です。すべて画像データにてJPG, JPEG, PNGいずれかのフォーマット、サイズ5MB以下のものを用意します。(11月8日更新:PDFも受け付けるようになったようです。 まだのようです。申し訳ございません)私はパソコンにデータを移すのが面倒だったのもあり、携帯の写真フォーマットをJPEG設定にして各書類の写真もしくはスクショを用意し、そのまま携帯からアクセスしました。

サイトは英語となりますが、特段難しい内容はないので入力フォームに必要事項を入力していきます。④について、私はタイの社会保険に加入していますので社会保険の登録情報のスクショを添付しました。

承認が下りるとQRコードがメールに送付されてきます。一部念のため印刷し、携帯の写真にも残しておきます。

 

出国前PCRテスト

英文証明書を発行してくれるクリニックにてRT-PCRテストをうけます。フライトの72時間前となりますので、タイミングを間違えないように計算します。私はフライトの2日前に午前中にテストを受けて午後に結果を即日発行してもらえるクリニックを利用しました。

 

チェックイン

パスポート(有効なビザの確認)、COE、保険証明書、72時間前PCRテストの確認がありました。まだThailand Passの手続きに慣れていなかったようなので、COEを見せて手続きしました。

 

出国手続き

通常と変わりません。成田は多くの店が閉まっていて、営業しているのは一部でした。免税店も同様です。

 

到着 

23.15頃に着陸、機内で待たされるようなことはなく、通常通り飛行機を降り、イミグレーションの方向に向かい歩きます。

 

チェックポイント

しばらく歩くと椅子が並んでいるのが見え、その先のカウンターに旅行者が並んでいます。チェック書類の一覧を持った職員の方に、いったん椅子に座り書類を取り出して待つよう指示があります。

カウンターはCOEとThailand Passで分けられていましたが、まだCOEを利用される方が多いからなのか、どのカウンターでも構わないと案内されます。5分ほどで順番が来ました。

私はCOEもThailand Passも持っていたので、Thailand Passでの手続きが可能か確認したところOKとのことだったのでQRコードを提示します

パスポート、搭乗券、PCR検査結果、ワクチン接種証明書を確認され、職員の方がQRコードを読み取り、完了です。COEの書類確認より格段に速いと感じました。

この時、私は入国カードを飛行機でもらえていなかったことに気づくのですが、入国審査のカウンターで書くようにと案内を受けます。(このあとやり直しになります…)

 

入国審査

チェックポイントを通過し、入国審査のカウンターに進みます。深夜便だったせいか、がらがらです。手前のブースで入国カードの記載を済ませたあと、監査官にパスポート、搭乗券、入国カードを提出します。

ここで、入国カードに書類チェックを済ませたスタンプがないと指摘されます。入国カードはたった今書いたばかりだと説明すると、戻ってスタンプを貰ってくるよう指示されました…

写真の上の黒いスタンプが、書類チェックを済ませた印のようです。COEとThailand Passで運用が変わるかわかりませんが、入国カードはできるだけ機内でもらいましょう。久しぶりですっかり忘れていましたが、どうやらほかの乗客ももらえていなかったようなのでCAさんも忘れたのかストックがなかったのかもしれません。ここまでで、着陸から1時間ほど経過しています。

 

AQホテルへ

荷物を受け取り、税関を通って一般エリアに出ます。ミーティングポイントで滞在先のホテルのカードを持った人が待ち構えているので声をかけて誘導してもらいます。私はホテルのカードを持った人を見つけられず、他のスタッフの方に聞いたらその場で待つように言われました。10分ほどでホテルの人が現れてくれましたが、何もないところでただ立っていただけなので人が多かったら向こうから見つけてもらうのは至難の業だと思いました…家族連れの荷物を運ぶのを手伝っていて、持ち場を離れていたと説明されました。同じ行先の人を見つけて纏まったり、きょろきょろしてまだ落ち合えていませんアピ―ルをしたほうが助けてもらえそうです。

外に出て、TOTのリムジンでホテルに向かいます。運転席と乗客席は透明な板で完全に仕切られています。

 

ホテルにて(滞在先によって各対応は異なる場合があります。)

ホテルの駐車場でPCRテストを行います。ホテルと提携している病院のスタッフの方が待機されているのでその場で名前確認をして検体採取を行います。

その後チェックインでは、Thailand PassのQRコードではなく、COEを見せるよう言われました。検査結果は翌日の夕方までに知らせがあり、その後チェックアウトが可能だとと伝えられます。食事の注文などは渡された案内のQRコードから行うよう説明を受けます。

 

翌日

病院から直接検査結果の電話があるとのことだったので、部屋で待ちます。テストを受けたの が午前1時くらいで、遅くても夕方には連絡があると言われていました。15時頃に電話がありました。昼過ぎから荷物をまとめて準備をしていましたので、病院の電話を受けた後すぐにフロントにチェックアウトの連絡をします。

 

チェックアウト

チェックアウト時に簡易PCRキットを渡されました。4日後にテストを行い、自分でアプリに結果を報告するよう説明がありました。ホテルでの滞在は15時間ほどでした。

 

まとめ

入国カードのスタンプを押しなおすのと、お迎えの待ち合わせで少し時間がかかりましたが、着陸から2時間後にはホテルの部屋についていました。書類に不備がないかなど最初はいろいろと不安でしたが、タイについてからの手続きは非常にスムーズ(深夜便で人が少ないせいかもしれませんが)だったように思います。Thailand Passについてはいろいろと不備もあるようですが、日々改善されているようです。1泊対応のAQホテルもパッケージが増えてきています。保険については日系の航空会社にてコロナ保険付きのチケットもありますので、手続きまでの時間に余裕がある方はそちらを利用されるのもいいかもしれません。日本での英文陰性証明付きPCR検査は最初は3万円くらいのところが多かったですが、半分以下の予算で行ってもらえるところも増えてきて、助かりました。受付の方も慣れている印象でした。

 

おまけ

チェックイン後、夜中に夜ご飯が運ばれてきたのにはびっくりしました。久しぶりのタイ料理でおいしそうでしたが、翌日のお昼にしました。