以前こちらの記事コチラで、Tax ID再発行手続きから所得税還付返金までをレポートしました。
在タイが長い人にいるようですが、以前10桁だったIDが13桁に変更になった際に、カードを貰っていない人がいるんです。私もその一人です。タイで転職したり、給与に係る源泉税PND1を申告・納付するのにTax IDカードは必要ありません(笑)。Tax IDの13桁が分かればカードはいらないです。なので、4年前に転職した際に、社長に自分のTax IDを伝えただけです。(前職の会社から貰った源泉徴収票に書いてあったのをそのまま伝えました)
いままで、Tax IDカードがなくて困ったことが無かったのは、還付請求なんてしたこと無かったからなんですが、会計・税務の仕事に携わるようになって仕組みが分かって来たのと、年末のショッピング控除の対象商品に「書籍」があったので、どうせなら還付請求しちゃいましょうという好奇心です。
昨年、2019年度の確定申告で還付になり返金を受け取りにクルンタイ銀行へ行った際、Tax IDカードの提示を求められました。返金受け取りの際に必要な事は知っていましたが、再発行されないと勘違いしていたため、再発行せずにクルンタイ銀行へ。窓口の行員さんに一生懸命説明して、貰ってないから持ってない、申告書と源泉徴収票があるからこれで何とかならないかと相談したところ、初回なので特別に処理してくれることになり無事返金を受け取れました。
ただし、次回はTax IDカードを持ってくること、カードの再発行は可能なので
- 最寄りの警察で紛失届を貰う
- 税務署でล.ป.10.1を記入(再発行申請書)してカードを貰う こと
を教えて貰いました。
が、まず紛失届がメンドクサイ。2は代理人にお願いすることも出来るのは知っているので、委任状を用意してメッセンジャーさんに行ってもらえばいいんですが、1は自分で行かないといけない、、、そして地味にめんどくさい。
そこで、毎月税務署へ行く弊社のメッセンジャーさんにお願いして、税務署の方に本当に紛失届は必要なのかを聞いてもらいました。
再発行は可能。紛失届とパスポートを持って税務署に行けば税務署側でล.ป.10.1を記入してくれるということでした。メッセンジャーさんが税務署から電話をくれたので、ちょっと代わってもらって税務署の方に直接聞いてみました。
13桁に変わった時にカードを貰っていない旨伝えたところ、「それなら紛失届はいらない。そんなに前からいるのなら(13桁に変わったのは2012年のようです)パスポート番号が変わってるはずだから、登録内容変更届を出せば新しいカードが発行出来るよ」と教えていただきました。
住所変更でも可能とのこと、、、良い事聞いたー
10桁だったころのカードを持っていたので、早速確認。住所は、、、プーケットになってました。9年前から5年くらい住んでましたので、その時の住所のまま登録されているという可能性。パスポートは4年前に更新したので、両方の登録内容を変更して新しいカードを貰うことにしました。
必要な書類は(登録内容(住所およびパスポート番号)変更)
・旧パスポートの顔写真のページのコピー
・新パスポートの顔写真のページ+ビザのページのコピー
・ワークパーミットの顔写真のぺーじ+住所記載ページのコピー
(新しいワークパーミットの方は住所記載されないので、これはTM30で代用できそうです。そもそも多分住所を証明するものはいらないかもしれません)
・古いカードおよびそのコピー(念のため、もしあれば)
・申請書ล.ป.10.1 ダウンロードも可能です。メッセンジャーさんに行ってもらったので自分で記入
・委任状(代理人に行ってもらう場合)
申請書を見ると、申請理由を選ぶところがいくつかあって、「新規登録(Tax ID交付願い)」「登録内容変更」「Tax ID番号返却」(会社の閉鎖時等)「再発行」といくつかります。
それによって記入する項目がどこかを教えてくれるので、項目に沿って記入していくだけです。
委任状には「登録項目変更および再発行」と明記しなさいとのことだったのでその通りに記入し、メッセンジャーさんに託しました。
そして無事取得。ちゃんと失くさないようにお財布に入れてあります。
税務署からの還付レターとパスポートとTax IDカード、去年もらったクルンタイ銀行のMoneyカードを持ってクルンタイ銀行に行き、5分で還付金も無事受け取り、Tax IDカードの出番は今年は終了です (笑)
Moneyカードの暗証番号忘れてたんですが、こちらはクルンタイ銀行で再設定可能です。(5年間有効なカードなので、還付を受けるときはクルンタイに口座がない人はカードを忘れずに)
来年もTax IDカードの出番があるように節税がんばります。