9月から11月の3ヶ月間、雇用主および従業員に対する社会保険料率について、現行雇用者負担5%:従業員負担5%(上限各750バーツ/月)から、雇用者負担2%:従業員負担2%(上限各300バーツ/月)に引き下げられることが、9月1日の閣議で承認されました。
現在、社会保険事務所からの正式な発表を待っている状態です。
承認案の通り、9月から適用となった場合は、9月の支払い給与と社会保険料(10月15日迄に納付)に影響がございます。
既に今月(9月)の給与で現行の5%を控除した場合は、来月(10月)の給与支給時に減額分の調整を行うことになります。また、過大に納付した社会保険料は、社会保険事務所で 払い戻しの申請をすることが可能です。
労働省は、新型コロナウイルスに対する経済救済として、3月から5月までの期間、雇用者負担分を4%に、 従業員負担分を1%にそれぞれ引き下げていました。今回の閣議承認は、これに続く追加の救済措置となりそうです。
市中感染者が100日ぶりに1人確認されてしまいましたが、それでも国民が一丸となって市中感染を抑え込むべく様々な取り組みを行っているタイですが、入国規制の緩和や消費の回復は足踏みの状態が続いています。一刻も早く収束に向かうことを願うばかりです。
※2020年9月4日時点での情報です。条件等は随時変更される可能性がありますので、最新情報をご確認ください。