タイ空港公社(Airports of Thailand 略称 AOT)は、空港利用者の利便性向上のため「AOT Airport」モバイルアプリケーションを2019年に発表した後、今年11月1日のタイ開国を受けて、同アプリケーションを「Sawasdee by AOT」へリニューアルすることを発表致しました。新しいアプリケーションは、利用者のニーズを満たすために様々な機能を持つように設計され、運輸省の戦略に従って、交通機関や観光に関する情報と連携する予定です。
新アプリ「Sawasdee by AOT」は、スワンナプーム国際空港(バンコク国際空港)、ドンムアン国際空港、プーケット国際空港、チェンマイ国際空港、メーファー・ルアン・チェンライ国際空港、ハートヤイ国際空港の計6つの空港をカバーしています。搭乗者は、アプリケーションで毎日のフライトの他、駐車場、店舗の場所、レストラン、サービスポイントを確認することができます。また、「ニュー・ノーマル(Withコロナ・Afterコロナ」のライフスタイルに合わせて、次のような新しい機能も追加されます。
- 【Home to Gate】
Add my Flightフライト追加機能を使用して、自宅から空港搭乗口まで時間通りに通知し、案内します。
- 【旅客手荷物照合システム(PBRS)】
リアルタイムの手荷物追跡システムです。
- 【Itinerary Smart】
旅行、記録、整理、警告、興味深い情報の提示をサポートします。
- 【Explore Function】
タイ全土の観光名所、レストラン、宿泊施設の情報探索システムです。
- 【AOT PASS】電子財布で安心、AOTコイン利用でメリットも得られます—
- 【Virtual Thailand by AOT】電子ウォレットで安心。AOTコイン利用でメリットも得られます。
- 【Common Use Passenger Processing System(CUPPSシステム)】※1
スマートフォンがチェックインカウンターに早変わりし、列に並ぶ必要が無くなります。
※1 CUPPSシステムは、現在スワンナプーム空港で提供されています。これは国際航空運送協会(IATA)によって導入された、セルフチェックインの世界標準システムです。 CUPPSには、「自動チェックイン機(コモンユースセルフサービスCUSS」と「自動手荷物預け機(コモンユーズバッグフォロップCUBD) 」が含まれ、「選択・印刷・付ける・スキャン・置く」の手順で簡単にチェックインができます。 手順は次の通りです。
<自動チェックイン機>
1. キオスクで、チェックインする航空会社を選択します 。
2. 所持品を再確認します。
3. 予約番号を入力するか、「パスポート番号またはフライト番号」からスキャンすることを選択します。
4. 座席を選択します。
5. 荷物の数を選択します。
6. 荷物タグと搭乗券を印刷します。
7. 荷物に荷物タグを貼り付けます。
<自動手荷物預け機>
8. CUBDキオスクで、搭乗券をスキャンします。
9. 荷物を置いてロードし、バッグタグを確認のためスキャンします。
以下のリンクから、セルフチェックインのプロセスを説明したビデオ(英語字幕付き)をご覧頂けます。
新アプリSawasdeeby AOTのリリースを待つ間、基本的なサービスはAOT Airportアプリケーションにて、利用ができます。AppStoreとGooglePlayからダウンロードできます。