帰るには2週間の隔離が未だに実施されるとのNEWS故、苛々しながら日本での生活を継続している。
国会は夏休みで休会しているさ中、安倍首相が検査の為、病院に通院するNEWSが流れた。
しかし何となく重苦しい空気を感じていると、TVでは、首相官邸に入ってから、エレベーターに乗るまでの時間が数秒間遅く成って居り、歩みのスピードが遅く成って居ると、あたかも病状が悪化しているかの報道を流した。
二回目の通院が報道され、その後、あっさりと自己の体調不良を公表し、道半ばで残念ではあるが、掛かる健康状態では咄嗟の判断が鈍る事が懸念されるとして、辞任を発表した。
下馬評では、絶えず安部首相に忠誠を尽くして来た岸田氏と地方の党員の間では人気抜群の石破氏の一騎打ちかと思われた。
所が、3月の給付金の決定の折に何があったのか定かでは無いが、以降、どうも岸田氏の評価が芳しくない。
筆者は、タイでクデターが起こり、軍事政権が発足した折り、米国はいち早く、民主的で無く、認められない。制裁を科すとコメントし、タイ国とは大使を送還する様な緊迫した事態に成った時、当時の外務大臣であった岸田大臣が、米国に追従し、日本も制裁を科すと発表、それを受け、タイは日本の新幹線採用は見送り、中国のものを採用すると発表、これに驚いた安倍首相は、制裁を撤回し、首相を日本に招待するドタバタ劇を演じてしまった。
この時に、次期首相候補として、呼び声が高ったが、米国一辺倒の同氏の姿勢に疑義を感じた。
今回はそこに急遽菅氏が急浮上、あれよあれよという間に、派閥のほぼ全てが支援に回る構図と成った。
絶対に石破総裁は阻止せねば、過去の疑惑を掘り替えされ兼ねない現政権関係者は、選挙のルールもへし曲げ、菅氏で驀進している。
この総裁選に注目し、結果、その後の対応に期待してみたい。