4年後に、現在住んでいるコンドミニアムより撤去を求められる可能性があるため、若干ではあるが、状況を確認してみる事にした。
電車の駅にも近く、よい場所にコロナ下とはいえ、多くの立派な高層建築が建設もしくは中で、とても世界の不景気とは無縁の存在である様に感じられる中、価格を調べてみると、驚くべき高額と成っていた。
即ち、100平方M程度で、30Mバーツ、1億円を上回る価格帯と成っている。
これぞバブル時期ではあるまいかと感じられるし、とても手が出ないが、買っている人々の中には多くの富裕層の中国人が含まれるとの話も漏れて来る。
電車網も可成り充実して来て居るので、都心より、30から50KM程度離れた所に、多くの戸建て住宅が開発されだしている。
100から300軒程度の似た家を建て、それを塀で囲み、セキュリティーを万全として、一個のコミュニティーとして、販売していこうとするもので、多くの不動産会社が開発を始めている。
180平方Mの土地に170平方Mの床面積の2階建てとし、3ベッドルームを売り物にしている様な物件が多いが、この価格が5から8Mバーツ、即ち、2千万から3千万円程度で購入出来るとする手ごろ感より、多くの需要を生み出している様に感じる。
因みに、評判の良い所を訪問してみたが、何れも、セキュリティーに万全の気配りを行い、清潔感を保ち、略売り出すと、完売の状況と成っていた。
都心には、超高級なコンドミニアムが乱立していく中、多くの人々の需要が、交通網の充実もあり、郊外に移り行く様に感じられる。
しかし、そこで一番配慮されているのは、住居の安全性であると感じた。