パラリンピックが開催されたが、残念ながら、盛り上がりに欠けて居る様に感じた。

目下の最大の関心は、自民党の総裁選衆議院の総選挙の話題であろう。

しかし、前回首相が突如、自宅療養を言い出した時に、略すべてのTV放送では、感染した本人の対応に付き議論したが、筆者が一番気にした、同居者の感染に付いては誰も言及せず、不思議に感じていると述べたが、その後、この方針で、一番感染拡大が発生し出したのが自宅と成り、死者も報告され、急遽議論が加速した。

筆者の周りの有識者によると、死者が出ねば今の行政は動かぬよとのご宣託で、同じく、妊婦が感染受け入れ病院が無く、赤ん坊が死亡と報告されると、一挙に感染した妊婦の受け入れに付いての対策が講ぜられる状況で、全く無策/後手の悲しい状況である。

結果、野戦病院的な所をもっと拡充せねば感染拡大は止まらぬとの論調に成り、自宅療養の問題点が浮き彫りに成ったが、首相発言後、即コンメントされるべきと感じる所を全く言及しなかった世の有識者の見識を疑う日々であった。

また野戦病院案が進まぬ理由として、医療従事者の不足が報道されたが、これに対応する人々への手当てを倍増すると人数も集まるという事も判った。

政府はけちけちせず出すものは出すべきであると感じている。

世論調査では劣勢の首相であるが、対抗馬の岸田氏が、二階幹事長を引き下ろす様な人気取り政策を発表し、対抗馬に名乗り出ると、驚いた事に、総裁選前に人事異動を行う意向を発表し、二階氏の勇退を匂わす発表をした。

総裁選が一カ月を切っている段階での人事異動とは、余りにも見え見えの人気取りとしか思えないし、また混乱に拍車を掛けると感じていた。

所が、驚いた事に、菅首相は、総裁選には出馬せぬと突如表明した。

コロナの方は、また新種のコロンビア株が日本でも発見されたと論じている。

こんな時期に国会も開かず、幼稚とも思える人事異動の敢行、何が国民の安全と安心を第一に考えて居る首相だと不満に思って居たが拍子抜けである。

しかし、これだけ与党が混乱し、愚策を披露し、人気が凋落しているのに、全く対抗馬の野党待望論が出て来ない、目下の日本の状況を憂い居て居る