定期的にこのブログを覗いていただいている方には、そろそろバレているかと思いますがw
この文体の時は、ほぼタメにならない記事を掲載しております。
今日は、バンコクで運転していて思ったことについて。
あ、車じゃないです。バイクです。スクーターです。スクーピーです。
片道1時間くらいなら割とどこへでもバイクで出かけます。シーロムからイミグレ(ジェーンワッタナ)くらいなら普通に行きます。お尻痛くなりますけど。
最初にバイクに乗ったのは36歳。プーケットで働いているときだったので、社宅があるカトゥ地区の山奥からパトンまで行くのに会社の送迎者(という名のピックアップトラック)だと何かと不便が多かったので、思い切ってバイクを買ってから(笑)免許を取りに行きました。まず、これが面白いですよね。免許なくてもバイク買えますし、免許の有無も聞かれませんでした。
陸運局(ここで免許を取得します)には貸しバイク屋さんもいるんですが、当時欲しかったバイクを免許証より先に買い、そのバイクに乗って陸運局へ行きました。タイは車とバイクの免許証が分かれています。当時、日本で取得した国際免許証をタイの車の免許証に書き換えていたので、車の免許証はあったのですが、バイクは持っていませんでした。
30名くらいの取得希望者がいたと記憶していますが、みんなバイク持参でした。
まずは反射神経とか視覚検査をしますが、信号機の色をこたえる、ブレーキを踏む反射神経、前後に動く棒が平行になったら止める奥行きの視野の確認と、視野ギリギリに移るライトの色を答える検査で4つくらいありますが、その時は全項目ではなく2項目だけでした(笑)。係の方が面倒だと言って「半分でいい人~?」って聞かれましたから。
その後、全員を2つのグループに分け、実務試験組と交通ルールテスト組に別れて進めていきました。日本語があったので日本語でテストを受けましたが、設問に対して正しい答えなはずなのに不正解となり1回目は不合格だったので、設問と選択肢がおかしいことを説明したら再度チャンスを貰い、合格、その日のうちに免許証が発行されました。現在は2日間にわかれて行うようですが、昔は1日で終わったんです。
こうしてバイク生活が始まりましたが、プーケットでバイクに乗るのと、バンコクでバイクに乗るのは「全く違います」。バンコクに戻ってきたときに初めて市内をバイクで走った時は、恐怖しかなかったです。
まず車線の多さ。そして、車のスピードがプーケットと全く違う。しかもスレスレを結構なスピードで走られて、たまらず路肩に止まったことを覚えています。
車線が多いので右折するには結構な準備が必要で(笑)、後ろを気にしつつ、ある程度のスピードに乗りつつ、右に右に車線を変更してかないと曲がれない。
最初のころは、曲がりたい交差点を通り過ぎて左折、左折、左折で行きたい道に行くというビビり方をしていました。今はそんなことは無いですけどね。ちゃんと交通ルールを守りつつ、適度にかっ飛ばして乗っています。
昨年のロックダウン明け、久しぶりに学校が再開され、WFHから出勤に戻った時は、自分も含めてなのですが、バンコクの流れのような感覚を忘れていたのか、変に猛スピードだったり、幅寄せをされたり、流れに乗れていなかったり、へんなところで止まったりと、数日はおかしな動きをする車やバイクが多かったのを覚えています。特に右折の際に、大きく左に膨らんで左を走るバイクをひっかけている車を多々見ました。あれは危ないですね。
完全WFHになって3か月になろうとしています。再ロックダウンのせいもあり、月2回ほどオフィスに行きますが、車の少なさに愕然とします。見慣れた景色の中の路面店や屋台がいなくなっていることに心が痛みます。渋滞は大嫌いですが、すでにあの渋滞が恋しく感じますね。本日9月1日から一部規制が緩和(改定?)されるということですが、すぐには前のようには戻れませんよね。
早く元のバンコクに、あの渋滞天国のバンコクに戻る日が1日でも早く来ますように。