タイから日本への一時帰国について私の体験を述べます。帰国の時期や利用される航空会社、空港、隔離先などで対応は異なるかと思いますが、参考になれば幸いです。

帰国までに済ませたこと

  • 帰国チケットの手配

フライト前のPCR検査で陽性がでてもキャンセル・変更ができる航空券にしました。

  • フライト72時間前のPCR検査

この時期に病院に行くのは少し不安だったのと、最近増えているデモで移動時間が読めないのもあり、自宅まで検査キットを持ってきたいただけるクリニックにお願いしました。フライト2日前の午前中に検査を行い、翌日(フライト前日)午後に結果をメールで受け取りました。証明書原本の受け取りにはメッセンジャーを使用しました。

  • 帰宅(滞在)先への車手配

強制隔離後3日目(到着日は0日目としてカウント)の午後に空港に戻されるという情報を得ていましたが、まだ具体的な時間はわからないためこの時点では午後とだけ伝えています。退出時のPCR検査の結果次第では変更になることもあり得ますので注意が必要です。

  • 日本で使用するSIMカードの購入

久しぶりの帰国でいつも使用していたAISのSim2FLyの有効期限が切れてしまったため、再度購入をしました。外国人はAISオンラインショップでの購入ができないためAIS SHOP窓口での手続きが必要となります。ショッピングセンター営業規制の間は最寄りの店も閉まっておりパヤタイにある本店までいかなければならないと覚悟していましたが、幸いショッピングセンターの営業が戻ったため、事なきを得ました。事前に購入予定の支店へ希望する商品の在庫があるかの確認をお勧めします。AISのコールセンターは自動応答であまり意味がないのですが、今は各支店のFacebookもしくはLineにダイレクトに質問を送ることができます。Facebookにて(AIS 支店名)を検索してみてください。

  • リエントリーパーミットの取得

普段はビザの更新と共に手配をしますが、今の時期海外にいついけるかもわからなかったので取得をしていませんでした。事前に手配できればベストですが、空港出国手続き前のカウンターも開いていました。

  • 90日レポートの確認

郵送で手続きした90日レポートの返信を待っていたのですが、とうとう出国時前に受理証明書は返送されてきませんでした。出国時には何も指摘されませんでした

市内から空港までの移動

規制緩和の影響と自宅周辺で予定されていたデモを考慮してフライトの4時間前に家を出ました。荷物が多かったので前日にGrabの大型車を事前予約(日時指定)しました。いつもだとドライバーさんの情報がすぐに出てくる気がするのですが、結局当日到着時に先方から連絡がくるまでやり取りができない状態でした。高速までの道は少し混みましたが、そのあとはスムーズでした。出発フロアの出入り口は1番と9番しか開いていませんでした。1番が混んでいたので9番でおろしてもらいました。

空港にて

思っていたよりも人はいましたが、それでも通常時に比べたら全然少ないと思います。フライトの3時間前くらいにチェックインが始まりました。陰性証明書を確認する以外はいつもと変わらず、すぐに終わりました。陰性証明書は確認後返却されますのでお忘れなく。出発フロアのローソンとBoots、Gフロアのセブンイレブン(商品棚はスカスカでした。)は営業していました。

 

出国手続き

普段通りでした。人が少ないので非常にスムーズです。RE-entryカウンターも空いています。

免税エリア

ブランド直営店はほとんど開いていなかったと思います。お土産ショップ(タイ製品、食品、お酒、タバコ、OTOPショップ)は開いていました。

 

閉店

開店

空港ラウンジ

航空会社のラウンジは開いていました。すべてオーダー制となっており、アルコールも提供されていました。有料ラウンジ(Miracle Lounge)は9月7日に営業開始とありました。

搭乗案内

普段どおりでした。人が少ないのでスムーズです。機内での行動を最小限にするため、搭乗直前にお手洗いを済ませます。

到着フロアの長―い列が見えました。

機内にて

2-4-2配列でそれぞれに一人ずつ、1列に3人座っているような配置でした。いつも渡される「携帯品・別送品申告書」(黄色い紙)のほかに、「誓約書」と「質問票Webの利用案内」も配られました。質問票Webは到着前に入力を完成させ、QRコードを検疫官に提示する必要があります。機内サービスもいつもと変わらずでしたが、機内食なしを選択したところペットボトルのお水とマスク、アイマスクのセットをいただけました。到着後スマホを何度も使うので、機内で充電100%にしておきました。

長くなりますので次回に続きます。