以前、弊グループ内のバイオ技術商社j Bioで、EM(微生物)によるオンヌットの運河浄化プロジェクトを始動した事を記事にしました。開始後毎月2回のペースでEMを運河へ投入しており、今回は6回目の投入になるのですが、私も初めて参加してみました。
運河に到着してみると、若干の悪臭はしますが、それほど酷くは感じませんでした。悪臭については既に随分改善されたそうです。その日の運河の透明度は20センチで、見た目は綺麗とは言えませんでした。透明度は前回の方がよかったという事で、恐らく雨やその他の影響もあるのだと思います。水面を覆いつくすたくさんの水草が生えていますが、水草は水中の酸素を奪ってしまい、水の浄化には悪影響という事で、ショベルカーで撤去作業が行われていました。
今回1,000個のEMボールと、2,000リットルの液状のEMを投入しました。EMボールはテニスボール大で、見た目は泥ダンゴのようです。液状のEMは水面を浮遊し流れますが、EMボールは沈むように作られており水底にとどまります。液状とボール状で投入する事により、まんべんなくEMを散らすことが出来るそうです。参加者みんなで1,000個のEMボールを投げ入れ、液状のEMは放水機で流し込みました。
汚水は常に運河に流れ出しますので、EM投入は継続する事が重要です。今回もBankgkok Patana International Schoolからプロジェクトリーダーと、現在のリーダー卒業後にこのプロジェクトを引き継ぐ生徒も参加しており、継続して運河浄化の取組みは行われます。