先日、タイ社会保険加入者に対する政府主導のワクチン接種に行っていきました。

午前8時スタートのため、7:45までに来るように言われておりましたが、

現場につくと、すでに長蛇の列です。

会場に入れたのは、9時半頃。タイ人はIDカードを提示し、外国人はパスポートもしくは社会保険カードを提示します。

会場内では、まず、健康診断のための順番待ちとなります。

健康診断を受けるには、登録が必要なのですが、タイ人はIDカードで簡単に登録・照合ができるので、

そんなに待ち時間なく健康診断を受けれますが、外国人は、まず登録のための書面(タイ語)を渡され、

そこに記入後、外国人としての登録・照合のプロセスがございます。

そこの会場では、デスク1つに担当者1名で外国人の登録・照合作業を行っていたため、

この段階で、かなり待たされました。

その間、タイ人は、続々、登録・照合~健康診断をパスしていきます。

健康診断と言っても、体重・身長・血圧等のチェック、及びヒヤリングとなります。

すべてタイ語でのコミュニケーションとなりますので、タイ語ができないと少々大変かもしれません。

外国人の登録・照合の際、パスポート原本、ワークパーミット原本、社会保険カードが必要となります。

また、上述の通り、必要事項記入済の登録書面を渡します。

それをパスすると上記の健康診断を行い、その後、別の接種会場に行きます。

そこでも順番待ちをしますが、ここでの待ち時間はそう長くはないです。

順番が回ってきて、建屋の中に入ると、書面を渡し、その後、接種を受けます。

その所要時間、約3~4分です。

今回は、アストロゼネカ製のワクチンを接種しました。

接種を受け終わると、1回目接種完了のスタンプが押されます。

ワクチン接種後は、建屋の外に出て、書面を渡し、ワクチン接種後の副作用が出ないかどうかの経過観察のため、

30分間待機します。書面に待機終了時間が印字されます。

30分の経過観察終了後は、ワクチン接種後の注意点をタイ語でヒヤリングの上、会場を出て、

一連のワクチン接種終了となります。

また、1回目のワクチン接種の証明書のような書面を渡されます(タイ語)。

約4週間後の2回目のワクチン接種日時については、追って、登録した携帯番号宛に

SMSが届くシステムとなっています。

副作用ですが、個人差があるかとは思いますが、自分の場合は、急激な眠気に襲われました。

また、少々の倦怠感がありましたが、一晩眠ると、通常通りとなりました。

ワクチン接種前後は、よく食べ、よく水を飲むと良いと聞かされていたので、

そのように対処しました。

タイ社会保険加入者に対する政府主導のワクチン接種なので無料でしたが、

外国人の場合、場合によっては待ち時間が長いこと、またタイ語ができないと少々大変なことが

今回の感想です。 タイ人の方々にとっては、スムーズにワクチン接種が受けられるシステムかと思います。