Wife も筆者も80歳を超えた。
多くの方々より、“お元気で何よりですね”と労いのお言葉を掛けて頂き、これまで無難に過ごし得てきた幸運と幸せを感じる事も多いが、60年前に80歳を超えた方を見ると、化石人間かと思って居たが、今はそれが我が身と成って居る。
愈々日本―タイ間で特別便が飛び出した。関空からも月に5便ほどが飛ぶと発表された。
幸運にも電話で申し込むと、その内の一便の予約が取れた。
この予約が取れると、大阪の場合は大阪のタイ領事館とやり取りが必要と成ってくる。
PASSPORT/VISA/航空券/申請書/US10万ドル以上の保険/Fitness to Flyの医療証明書/PCR検査の証明書等の提出が必要と成り、全て受理され合格するとCertificate of Entry成る搭乗許可書が送付されて来る。
10万ドル以上の保険では新型コロナ対応も含まれている事が必要と成る。
4カ月の滞在で、当初は2~3万円の保険料と思って居た。
いざ調査を始めると、80歳以上は12万円という。
日本では高額と思い、タイで付保しようとタイ人に調査を依頼すると何と返ってきた答えは、“80歳以上は不可”との驚くべき回答。
絶句した。
80歳以上がコロナに感染すると、重症者化し、可成りの医療費が発生すると見込んで居る様である。
保険を付保しない事には帰タイ出来ないので、涙を呑んで12万円を支払ったが、タイ政府と保険屋の陰謀では無いかと憤りを感じるが、これが80歳を超えた人間の評価かと、この現状に大いなる悲哀を感じているコロナ騒動である。