目下日本に滞在しているが、先日のBSのTV放送で、やっと賛同出来る内容の報道を見た。
即ち、安倍首相時代より、異次元の規制緩和が行われ、多くの評論家/メディアは、忖度を図ったのか、概ね賛同/問題なしの論調を展開して来た。
それを引き継いだ岸田首相も、その路線を継続する姿勢を取って来た。
しかし、先日その為替が、1ドルー160円に迫る展開を見せ、慌てて、財務省は円買いに介入、155円近くに成る操作を行った。
こんな事を何時までも続けられない事は、世界のハゲタカは熟知している。
彼らは、今、その好機を狙っていると推測している。
上記TV放送で、ある有識者が、今後、日本は200円を覚悟せねばならぬと発言したのである。
筆者も同意見であり、安倍首相の呪縛より解き放たれたのか、初めてこの様な論調をTV放送で聞き、我が意を得た。
そこで議論された事は、一般国民をどうすれば良いのかとの事で、これからはインフレが進行、銀行預金は目減りして行く事が指摘された。
戦後の、預金引き出しの規制も話題に上がり、年金生活者には辛い世の中に成ると予測、政府は寧ろ円安を放置するので無いかとの意見も出た。
1ドル―200円時代が来れば、どんな世の中に成り、今どう対応するかを真剣に議論/考えねば成らぬ時代に入って来た警鐘を貴重な意見として生きねば成らぬ時代に入って来たと思う。