3カ月ぶりにタイに戻って来た。
幸運にも、7月1日よりは、3回のワクチン接種が完了していると、タイランド・パス、PCR検査等従来必要とされた、煩雑な手続きは一切不要と成り、通常を取り戻していた。
関空はJALが週に一便飛んでいるのみなのに、1/3程度の乗客しか乗って居なかった。
バンコックに到着すると、普段着を着た女性が、ワクチン接種の証明書を見せろと、通路で言ってくるのみで、何と従来必要とされたLANDING CARDの記載、提出も無くなっていた。
早朝であったせいもあってか、空港は閑散としており、かくも入国が簡単に成ったのに、中国人観光客が殆ど見かけない光景に疑問を感じた。
これは、どうも中国に帰国時に於ける手続きが、未だに煩雑な為と推測された。
代わって目につくのは、インド、中東の観光客であった。
一方、日本も急速に感染者が拡大しているが、タイでも、孫が学校で感染、タイ人幹部の息子や秘書も感染と、身近な人々の多くが感染している現状に、身の引き締まる思いがしている。
ある大企業の方にお聞きすると、会社では30%程度の方が感染もしくは濃厚接触者に成ったのではとのコメントで、こんな状況では、残念ながら、観光客は増やすべきでは無いと感じている。