昨年日本に帰ってくると、メガバンクさんより、シニア向けの新サービスとして、年間約10万円を支払うと、会員と成り、各種の相談/依頼事項に対応してくれる秘書的サービスの提供を紹介され、よくも金融庁が承認したものと驚いたが、今回は百貨店より、類似のサービスの案内が来ており、世の中の変化を実感した。

即ち、百貨店が顧客へのサービスとして、業務提携代理店より、有能なコンサルタントを百貨店が費用負担し、派遣するという、大変結構なお申し出でであった。

お題目は“ライフプラン相談”で、我々の意向に耳を傾け、身近な相談者として、必要な情報を提供するとの趣旨であった。

無料が気に入り早速申し込んだ。

44歳のコンサルタントが指定の場所に来てくれ、一つの例を挙げ、これに対する提案を聴取した。

未だ、第一回なので余り突っ込んだ話とはせず、一般的な意見聴取とした。

矢張り、日本の財政問題に懸念を持っており、まず、招来、円高に移行する事は考え難い。

インフレにより、金利が略無いに等しい銀行預金は目減りしていく。

では考えられる対策はと質問すると、下記コメントを得た。

  • 賃貸で収入が得られる不動産の購入。
  • 米国債の購入。4%の金利と円安になればのメリット。
  • 生命保険に加入し相続税の軽減に努める。

大変参考に成り、面白い提案であった。

この様なサービスを百貨店が提供する等の世の中の変貌に驚きを感じている。