半年ぶりに日本に帰って来た。関空であったが、心配した検疫も無事通過、一時間強で外に出る事が出来た。
自宅に入り、PCを起動、インターネット バンキングを使用しようとログインを試みるも、ID/パッスワ-ドが一致せぬとリジェクト、銀行の支店を訪問しろと指示が出た。
早速支店を訪問、理由を聞くと、長い間使用していなかった為では無いかと言う。
通帳/免許書を出せと言われ、更に書類に記入しろと言う。
住所は20年前に登録したタイの住所を書けと言う。記憶が定かでは無い。
スペルが一字でも違っていると不可と言う。
散々書き直したら一時間が経過。訂正箇所に登録印の押印が必要と言う。印鑑持って来てないと言うと、再度訪問しろと言う。
インターネット使用の不具合に印鑑が居る!!!世界中で今印鑑の要る国は何処かと聞くも返事は無い。
ウクライナの人々は印鑑を持って避難しているのかねと皮肉で聞く。
翌日また訪問。同じ様な種々のやり取りにまた一時間!!!
挙句の果てに、2週間程度で葉書が着くので、それまで待てと言う。
“あなた方も大変だね。バカな老人がインターネットの使い方を間違えたのか、その応対に2時間も浪費、何故チャット等で解決出来る様にしないのか。それにやたらに印鑑、不思議に思わないのか”と問うと、そう思いますとの返事、上司に良く言っておいて下さいと言って別れる。
世界中で活躍のメガバンクが、インターネット バンキングの不具合に対応するのに印鑑、葉書の郵送、この国大丈夫かなと危惧を持った。