毎回感じる事ではあるが、日本に帰り、昼間のテレビの地上波を見ていると疑問を感じないでは居れない。
目下世界ではロシアーウクライナの壮絶なる戦争、それに関連しての食料不足、半導体等の部品不足等大問題が発生している。
無論これ等に付いての放送もあるが、3年前にキャンプ地より消えた子供のものと思われる骨の一部や衣類の一部が見つかったと大騒ぎ、地元の人々は駆り出され、40数名が日々山中の再捜査に駆り出される報道や、地方の役所が、誤って、4600万円もの金額をコロナ時の援助金として振り込んでしまった事件が、延々と一時間を超える時間で連日報道されるのである。
現役時代は平日の昼間のTVを見ることは叶わなかったが、引退した今はその機会が多い。
しかし、TV局は主婦目当ての企画であろうか、気の毒ではあるが、自分の不注意より7歳の子供の行方不明や4600万円を返却を拒否し、既に使い込んで仕舞った等の話を弁護士/元警察の有名人等を出演させ、貴重で高価な電波を使い、延々と流すか、さもなくば、お笑いを買う番組がどの局に代えても放送されている平和/危険ボケの状態を大いに憂うのである。
TV局にすれば視聴率が全てなのであろうが、日本国民にもっと世界の事、日本の将来に付いての議論を喚起すべき番組を流すべきと思うが、無理な相談事なのであろうか。
BSとかWOWO/CATV等の方が遥かにレベルの高い番組を放送しているのは何故であろうか。