いきなりですが、以下はインベスターZという天才中学生が投資の世界で活躍する漫画の一コマです。(ちなみに超優良本です。経済や資本主義の仕組み、投資マインドについてとても勉強になります)
世帯加入率9割ってすごいですね。そしてもっと驚きなのが生命保険に加入しているのにその内容をほとんどの人が知らないようです。恐らく家族や友人、保険会社の営業の人に勧められたから、というのが理由だと思いますがここまで普及していると文化の一部です。
タイでも生命保険会社はたくさんありますが、感覚的に日本ほどまだ普及してないかと思います。しかし、タイの生命保険は運用益を考えると節税・貯蓄・投資の観点から見るとても魅力的です。
以下はNissayも出資するBangkok Life Assurance(BLA)の商品の一例です。(BLAからコミッションなどは一切もらってません)
- 期間は15年
- 支払いは7年間
- 死亡しなかった場合、キャッシュバック有
単純に考えて、支払いの合計が70万バーツ、受取るキャッシュの合計が約90万バーツとなり、得した気分です。
ここでファイナンスでいうお金の時間的価値を考慮すると、IRR(内部収益率)は2.46%となります。これは15年の定期預金に毎年10万バーツを7年間預け入れた時、利息が2.46%と同じ事です。
日本で貯金をしても0.1%未満、タイでも2018年9月現在、2%以上の利息がつく定期預金はなかなかありません。
さらに、10年以上の生命保険は10万バーツまでが個人所得税の控除の対象になります。タイの個人所得税は累進課税ですが、例えば税率が10%に達している場合、10万バーツの生命保険料を支払うと、1万バーツの税金が還ってくる事になります。
この節税分を上記の例に加味すると、IRRは3.52%まで上がります。利息3.52%の定期預金と同じです。
投資と聞くと、怖い、よくわからない、リスクがある、損をするかもしれない、と心配になるかもしれません。しかし、この生命保険のリスクは保険会社が倒産するかぐらいです。キャッシュバックの額は固定で変動はありません。税金の還付となったときに税務署がいちゃもんをつけて還してくれないリスクも0ではないですが、書類(保険料の領収書)さえきちんと準備していれば問題ないはずです。
(保険料の支払いをクレジットカードでするとポイントがもらえます。マイレージやセントラルなどの商品券に替える事もできます!)
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