先日ロシア旅行のためにビザの取得をしました。日本のパスポートではビザなしで訪問できる国の数が世界で1番とも言われていますが、ロシアについてはビザが必要な国の1つとなります。今年に入ってからは一部ウラジオストクなどでの簡易ビザ制度が始まっているようですが、今回の私の旅程はモンゴルから陸路での入国となるため取得に行ってきました!
ロシア大使館はスリウォン通りの真ん中にあります。朝一番に手続きをしてもらうため開館1時間前に並びに行きましたが、人はまばらでした。
必要書類はパスポート、往復チケット、旅行保険の控え、宿泊先から発行してもらうバウチャー、証明写真。事前にウェブサイト経由で必要な情報を入力し、印刷して用意しておきます。バウチャーというのは滞在中の宿泊先から発行してもらう書類になります。よって、宿泊先が決まっていないとビザは申請できません。発行代行業者がたくさんあるので、予約サイトで手配したホテルの情報を伝え書類を作成してもらいます。(書類は半日ほどでメールで受け取れました、早い!!)
開館時間には人が10人ぐらいになり、セキュリティ後中に入ってみると申請受付窓口は3つ(そのうち開いているのは1つ)、10平方メートルほどの狭い空間でした。
私の前に並んでいた人は問い合わせに来ただけのようで、サポートデスクの人と話しておりすぐに順番が回ってきました。申告書類をすべて提出するとあっさり受理され、受取希望日を聞かれます。2週間後の受取なら無料、1週間後なら1,150バーツ、3日以内なら2,300バーツという具合で受取日を指定できます。私は翌週に旅行の予定があったので1週間を指定しました。手数料は国籍によって異なるようで、ウェブサイトには日本国籍の場合の情報はありませんでしたが恐らく35ドルをその日のレートでバーツ換算したようでした。支払いはクレジットカードのみとなり、現金は不可となります。
1週間後、ドキドキしながら受取に行きました、申請も受取も同じく平日(水曜日を除く)の午前中のみとなります。ビザ費用支払いの際にもらった領収書を渡し、無事取得できました。
タイ国籍は旅行の場合ビザがいらないようで、大使館に来ているのは学生ビザや就労ビザの取得に来ている方々でした。申請窓口よりも問い合わせデスクのほうが混んでいて対応に忙しそうでした。朝一番に並んだ事もありますが、あまり人は多くなく申請も受取もとてもスムーズでした。
ロシアの入国は列車での陸路経由だったせいもあり、何度も見周りの人(+犬)が来てベッドの下などを調べられました。写真と同じ髪型にするよう言われ(友人は眼鏡をはずすよう言われていました)、写真と実物を細かく確認している感じがしました。イミグレーションの方たちは怖かったですが、町で出会った人たちはみなフレンドリーでした。日本人はあまりいないのか、中国語や韓国語であいさつされました。帰りはイルクーツクという街に一泊しましたが空港のアクセスも良くバンコクからの直行便もあり、また冬のバイカル湖を見に来てもいいなーと思いました。