タイでは先週春節祭・中国正月・ตรุษจีนでした。なのでタイ人中華系である私から自分の経験や知識を語ります。タイの中国正月は3日に分けられています。中国正月の2日前の日は「ワン・チャーイ」直訳すると「支払日」、果物やお肉を買い物する日です。1日前(大晦日)は「ワン・ワーイ」直訳すると「祈りの日」、土地神や先祖に縁起のいい物、ミカン・リンゴ・梨・鶏鴨魚豚などで祈ります。そして、お正月は「ワン・トュー」直訳すると「遊びの日」、この日は仕事や家事をしないでゆっくり休みます。家族が集まってお年玉の配布や麻雀をやります。
諸説ではありますが、お正月には色々なタブーがあります。例えば、家の掃除をしてはいけない、福を掃き出すことになりますので。髪、爪を切ってはいけない、ケンカしてはいけない、白黒服着てはならない等、昔から伝わられた。お正月の時期は赤色がとても縁起の色なのでよく赤い服を着ます。
お正月といえば、お寺参りもしますね。人気があるところはバンコクの中華街にあるワット・マンコン・カマラワート(龍蓮寺)です。いつもは叔母さんたちに沿って中華街にある中国の仏教寺院にあっちこっち参ります。生まれた時の十二支とその年の十二支によって参る寺が違うみたいで、毎年行くのに個人用リストがあります。来れない人はその人の服を代表してお祈りできます。中華街は今MRTが通れてとても便利です。おいしい屋台も多いので、機会があったら是非ご探検ください。