先日、食事中に原因不明のアレルギー反応がでたので、バムルンラード病院でアレルギー検査をしてきました。

アレルギー検査は検査品目を指定しての検査が必要になるので、問診を受けて先生が目星をつけた品目と自分が希望する品目を、あらかじめ用意された品目リストで指定します。アレルギーの原因として思い当たるのは、今回は普段食べない小エビのから揚げ(外で買ったもの)、また半年前にアレルギー反応を起こした時は、スペイン菓子のチュロスを食べた直後だったので、共通の食材として油が怪しいと思いました。

穀物類のコーンスターチ/ゴマ/きな粉/小麦粉、魚介類の貝/カニ/車エビ/ロブスター/小エビ、ナッツ類の落花生、果物類のバナナ/キウイ、そしてダニの13種類を検査しました。腕の内側に各品目の液体を垂らし、そこをかぎ針のような器具で小さな傷をつけていきます。そして待つこと20分、アレルギーを起こす品目の液体を垂らした皮膚は蚊に刺されたように赤く腫れあがりました。

結果はなんとダニでした。ダニと言っても粉の中にわいたダニだそうで、アレルギー反応を起こす方の中では良くあるケースだという事です。高温多湿の状態で保存方法を気を付けないと粉類にはダニがわいている事がよくあり、今回外で買った小エビのから揚げは衣にダニが、前回のチュロスは生地の小麦粉にダニがいたためであろうという結果でした。ゾッとしましたが、自然界の中には(人の肌にも)多くのダニがおり、普通の人たちはそれらダニと一緒に生きているけどれ、それにアレルギー反応を起こす方もいるのだと説明を頂きました。

アレルギー反応は通常タンパク質に対し起こるので、油が原因という事は考えにくいという事でした。アレルギーは重度になると、呼吸困難を起こし恐い症状ですので、今後、自炊したもの以外を食べるときは、素材そのものをシンプルに調理(焼く、蒸す、茹でる、揚げる)したものを選んで食べるように、というアドバイスでした。